WH Frame System
中大規模木造建築


– WHフレームシステムとは –
WHフレームは、工務店が非住宅分野(店舗・作業所など)に参入しやすくするために開発された、自立型の規格構造フレームシステムです。
構造設計や見積もり、施工といった従来の複雑な工程を簡略化し、専門知識がなくても広い空間をスムーズに設計・施工できるのが特長。
耐力壁や水平構面の複雑な設計を不要にし、自由度の高い空間づくりを実現します。
さらに、フレームは規格化されているため個別の構造計算が不要。その分、コストと時間を大幅に削減できます。

鉄骨造に勝てる コストパフォーマンス
鉄骨造がコスト高騰する近年、住宅生産インフラ(住宅用一般
流通材、表品の接合金物、プレカット)の進化により非住宅木造建築の構造コストが下がり、大きな空間にも無理なく対応できるようになってきました。これによりスパン13m程度、軒高6m程度の空間であれば鉄骨造に対して十分にコスト競争力のある建物が実現できます。
広島に建つバイクショップのプロジェクトでは軽量鉄骨の計画を木造化することで16%のコストダウンを実現しました。この規模はもう木造の守備範囲になっています。

WHフレームの2つの基本フレーム
WHフレームは中規模·平屋の非住宅木造建築に最適なフレームシステムてす。 独自の架構により大断面集成材を用いることなく大スパンを構成することが可能てす。 また耐震性能を有する自立フレームてあるため桁行方向の長い建物ても室内に耐力壁を必要とせず、 スケルトン&インフィルの設計をすることがてきます。 プレ設計された基本フレームをベースにプロジェクトに応じた開口計画に柔軟に対応てきるため、 初期のコスト比較から実施設計まてスムーズに進めることが可能てす。

切妻フレーム

町並みにとけこんだ店舗や事務所などに適した形状のフレーム形式てす。 平葺きや縦ハゼ葺きの屋根に必要な水勾配を確保てきます。 勾配天井にすることて、 天井高を高くとることがてきます。

片流れフレーム

店舗や倉庫に多い陸屋根形状の建物に適したフレーム形式てす。住宅用一般流通材を活用してスパン13m超に対応てきるのて大きな空間を必要とする計画に活用てきます。 折板屋根とする場合は 、 屋根面に丸鋼プレースを配して水平構面を構成することて、 コストパフォーマンスを追求しやすい特徴があります。